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過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群(IBS)とは、明確な消化管の病変がないにもかかわらず、腹痛や不快感、便通異常(下痢や便秘)といった症状が慢性的に続く疾患です。この疾患は、消化器系の機能異常によって日常生活に支障をきたすことが多く、多くの人々に影響を及ぼします。特にストレスや特定の食べ物の摂取が症状を悪化させる原因とされております。
過敏性腸症候群(IBS)は主に20代から40代の働き盛りの人々に多く見られ、性別を問わず発症します。診断が難しいため、他の消化器系疾患との区別が重要です。

過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群(IBS)は、原因は完全には明らかになっていません。しかし、いくつかの要因が関与しているとされています。
①ストレス
ストレスは過敏性腸症候群(IBS)の症状を悪化させる主な要因の一つです。ストレスが自律神経系に影響を与え、腸の動きや感覚に変化をもたらし、結果として症状が悪化する可能性があります。

②遺伝的要因やホルモンの変化
遺伝的要因やホルモンの変化も過敏性腸症候群(IBS)に関与する可能性があり、特に女性は月経周期により症状が悪化することが多いです。これらの要因が複雑に絡み合うため、各患者様ごとに異なる症状が現れ、原因を特定することは難しいのが現実です。

過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群(IBS)は、ストレスが消化器系に影響を及ぼす多様な症状を特徴とする障害です。
過敏性腸症候群(IBS)の症状は人によって異なりますが、主な症状には、腹痛、腹部の不快感、膨満感、便秘、下痢があります。これらの症状は、上記で述べた原因によって悪化することが知られています。また、IBSは慢性的に症状が出現することが多く、生活の質を著しく低下させる可能性があります。そのため、自己判断での治療を避け、定期的な診断と適切な治療を受けるようにしましょう。

過敏性腸症候群の検査方法

過敏性腸症候群(IBS)の診断には、まず症状を詳細に聞き取ることが重要とされます。基本的には、患者様それぞれの症状のパターンと症状の頻度を確認し、他の消化器疾患を除外するための検査を行います。最初に行われるのは、血液検査や便検査です。
次に、腹部超音波検査を行うことがあります。これは、腫瘍やその他の異常を確認するための非侵襲的な方法です。さらに、必要に応じて大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が行われます。大腸カメラは、腸の内部を直接観察し、ポリープや炎症、他の異常を確認するために有効です。
また、過敏性腸症候群(IBS)の診断には、国際的な診断基準が使用されることがあり、腹痛の有無やその頻度、便通の変化などの詳細な基準に基づいて診断が行われます。詳しい問診を通じて、どのような状況で症状が悪化し、日常生活にどのような影響を与えているかを把握したうえで、治療法を提案し、患者様の生活の質の向上を目指します。

大腸カメラ検査について

過敏性腸症候群の治療方法

過敏性腸症候群(IBS)の治療においては、症状が悪化する原因を考える上で、ストレスが大きな役割を果たすことがあります。こうした要因を考慮しながら、症状の改善を目指す薬物療法が重要とされています。
使用される薬物には、下痢止め、便秘改善薬などがあります。それらの薬は患者様の症状とストレスの度合いに応じて選択します。適切な薬物療法を選ぶことは、過敏性腸症候群(IBS)の管理において極めて重要なステップとなります。

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